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今日も朝から素敵なネタ投入されて…
もぅ、どうしろっちゅぅに…
一日30時間にこの2日くらいしてくれるなら迷わず書くのに・・・
そんな衝動抑えつつ…
iPod充電のためにPC開き…
前に何か、描きかけてたSS発掘。
ほんと、他のプレイヤーさん巻き込んでるから先に了承えなきゃいけないんだけどさ…
まぁ、苦情なら受けますんで。
これも腹屋ファミリーのさだめってことで、スミマセン
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ある日の休日……
ある日のファミレスで。
皆それぞれ好きな甘いものを手に。
「おい、呉。クリームついてるぞ」
「…ぅ?」
「あ~、そっちじゃなくて、右、みぎっ」
「…ありが、と…流…(にこ」
相変わらず呉は目の前のパフェに夢中で、口にクリームがつこうがお構いなし。
注意したって、本人は気づいてないし。
隣にいた流がかわりに拭いてあげる。
「朱鷺もついてるぞー(ぺろっ」
「っユキ!ついてねーだろうぜってぇっ///」
「ついてた。」
「そうやって口実をっ!」
相変わらずなととんとままん。
クリームがついてたかどうかは本当だ大事なところじゃないが、やっぱり意地になるのが朱鷺で。
じーっと見てくる呉に、本当についてたか?と朱鷺が目で聞いてみる。
きっと、ついてなかったよ。っていう答えをほんとは欲しいから訴えてみるのだが。
そんな呉に同じく向かい側の席にいるユキはにっこり笑う。
「…ん、と……ね…」
「らう、俺のイチゴやるぞ?」
「(きらきら)朱鷺……ついて…た、よ…?」
あっけなくユキに買収される呉。
まぁ、予想は出来たよ、このくらい…。と一瞬敗北感な朱鷺。
もう、いつもの光景すぎて流はすでに苦笑してるしかない。
「ととんとままん…、らぶらぶです(・・)b」
ユキの隣でもくもくとアイスを食べていたウルがいつもの調子でそんな流に笑いかける。
はたから見たら高校生以上の男子4人+小学生の計5人仲良くファミレスでスイーツなんて不思議な光景なのだが…
この光景はまだ続く
呉が何気に2つめのパフェを頼もうとメニューを開いていた。
春のイチゴや桜のフェアの時期も過ぎ、そろそろ夏仕様になってきたメニューの中には真っ青な色のゼリー
「はわいあんぶるぅ?」
「真っ青です」
「何だ?そのメニュー?」
「ハワイアンブルーのゼリーとトロピカルなフルーツ盛りだって」
「へ~…ハワイアンブルーなんて祭りの屋台か、海の家くらいでしか食った記憶ねぇな」
鮮やかな青いゼリー。
見るからに体に良くなさそうな色だが、祭りや夏の思いでの独特の味と色といってしまえばそうかもしれない。
祭りの食べ物などに話が展開し、盛り上がるほかの三人をよそにまだじーっとメニューを呉は見つめていた。
「…俺、海……行った、こと……な、い…」
ぼそりと呟いた言葉を朱鷺はしっかり聞いていた。
「そうだったけか?俺つれてってなかったか?」
「…ない、よ…?」
「臨海学校とかは?」
「…去年……行った……けど、俺…林…で……………たぬきさん…」
「たぬき?」
「たぬきさんたいじ…して、た」
「あぁ、ゴースト事件な」
臨海学校で海で遊んだ記憶は呉にはあまりないらしい。
そもそも山で育った(らしい)呉だから、海に言行ったことがなくてもまぁ、納得はいく。
「…行き…た、い…」
「何で突然;」
「…すなはま…で、貝さん…とる、の…」
「潮干狩り?」
「それ…から、海…で、泳ぐ…のっ」
「海水浴?」
そういえば最近結社で、潮干狩りの話や、釣りの話などを他のやつらがしてたような気がする。
その話を聞いていたのだろう。
呉の隣に座っていた流が一人、海か~…、とどこか遠い目をしていた。
呉は必至に海への興味を朱鷺に伝える。
しかし、保護者引率側に回ること決定済みの朱鷺としては乗り気でもなかった。
「もう、暖かいから海には入れるだろ」
「けど…」
「海で泳ぐ…楽しそうです(・・)b」
「砂で城でも作ったらどうだ、らう」
「…砂…で、おしろ?……おしろ!☆」
ユキの言葉にすでに耳をピクピクさせ、尻尾をパタパタさせ、瞳はキラキラと…
こうなった呉は誰にも止められない。いや、その妖精笑顔にNOを突きつけられる人がいないのだ。
「えっ…海行くの?」
「呉があぁじゃ、決定じゃね?ユキもウルもああだしよ」
「…そ、そうか…うん、海いいよな~、いいけどよ~…」
諦めた朱鷺とは別に、素直に喜べていない者が約1名。
流は遠い目の次は、額に微妙に汗をかきながらその瞳は泳いでいた。
「どうした、流。海嫌なのか?」
「ううんっ!いや、楽しいしいいと思うよ。けど、海水浴…」
「…さては、もしかして泳げないとかじゃないよな?」
「っ!?∑」
「………え」
「いや…その…」
「…まじかよ;流、プールとか授業どうしてんだよ」
「…がんばってる。」
苦笑とため息が混じった表情をした朱鷺は、何か決断でもしたように笑った。
「んじゃ、海で泳げるようにすっか」
すでに海に行く気まんまんで、ユキとウルと呉はどんな城を作ろうかとすでに想像しはじめていたが、
朱鷺のその言葉を聞いて、正式に海行きが決定したことを聞いて狼は、やった…、と小さく跳ねた。
朱鷺としては、別に乗り気じゃないことに特に理由があったわけでもなく、
ユキが反対しない時点で朱鷺が異論を唱えることなどまずないのだが。
という訳で、腹屋ファミリー(勝手に命名)一行は休日の海へ。
…かもしれない。
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